マーケティングを考える「記憶と想起」
2015年02月19日 マーケティング
こんにちは! 事業戦略、マーケティング戦略の策定・実行をご支援する
「おせっかい軍師」こと曽我宏紀です。
さて、今回はマーケティングについてお話し致します。
世の中には様々なマーケティング手法があり、20年前と現在とではITが普及しWebやSNSといったマーケティングも戦略に欠かせないキーワードとなっております。
○○マーケティングという言葉が溢れ、さらに新たなマーケティング手法が開発されていく中で、自社にとってどのようなマーケティングをすればよいのか頭を抱えておられる経営者や担当者も多いのではないでしょうか。
よく「選択と集中」と言われますが、そもそも何を取捨選択すればよいのやら・・・。
今回はそんな数多くあるマーケティング手法ではなくマーケティングについての考え方として
タイトルのとおり「記憶と想起」についてお話しします。
この記憶と想起 という点からマーケティング活動を考えるとその先にある手法や戦術が見えてきそうです。
お客様が商品を購入するまでのプロセスで記憶と想起があります。
つまり
御社の製品やサービスをどのように印象づけて記憶に残していただくか。
そして、どのようなタイミングで記憶から思い出してもらえるか。
この2点を考えたいと思います。
人は5感+1感で体験した事は強く記憶に残されます。
そして、同じく記憶に残した体感を経験した場合、鮮明に思い出されるのです。
記憶を想起させる6つのスイッチ
目で見
耳で聞き
鼻で香を嗅ぎ
口で味わう
肌で感じる
心で感動する
例えば、
あの曲を聞くと昔、恋人とドライブした時のことを思い出す。
あのポスターを見ると友人で旅行に行った時の事を思い出す。
あの香水のにおいを嗅ぐと尊敬していた方を思い出す。
などみなさんもご経験があることだと思います。
マーケティングツールや手法を風呂敷を広げてどれにするか考えるよりも
マインドに訴えかけるマーケティングをまずは考えてみてはいかがでしょうか。