プレゼンや商談の本番で力を発揮する為の120%の段取力
2015年04月05日 マーケティング
こんにちは!新規事業の立ち上げ支援、マーケティング戦略、事業戦略の策定から実行までをご支援するおせっかい軍師こと曽我宏紀です。
今回はプレゼンや商談などの本番で力を発揮する為のコツ として段取りについてのお話しを致します。
商談やプレゼンの本番とはみなさんにとってとても需要な場面ですね。
本番の時にいかに、実力を発揮できるかが成功の鍵となることは言うまでもありません。
本番で自己がイメージする力を発揮しようと思うなら、準備に120%、つまり+20%くらいの力で準備をした方がよいのです。
重いものを持っていた時に、重いものから解放された際に手が軽く感じた経験は誰にもあるかと思います。
トレーニングではもう限界と思う負荷から少し頑張る事で筋力がさらに上がります。
自分の思うベストな力を100%発揮する為には
マラソン選手がチリなどの高山を走り肺を鍛えるのもそうです。
ビジネスでは「段取力」とも言います。
想定されるできる限りの事を事前に用意するのです。
たとえば、商談やプレゼンの当日や前日に慌てて準備するのではなく、かなり前から計画的に余裕をもって準備するのです。
先方はどんな会社で、どんな事業をしているのか? 取引先はどのような会社があり、どのくらいの付き合いがあるのか?
今では大体企業のホームページはありますので、ホームページに掲載されている内容は少なくとも知っておく必要があります。
相手が望んでいることや求めている事が正確に把握できればよい提案ができる事は想像に容易いです。
が、これでおしまいではありません。
りっぱな提案資料を作って、原稿を作って本番に臨む方が多いのが非常にもったいないと私は考えます。
プレゼンがうまい人が必ずやっている事があります。
それは、「リハーサルを徹底的にやる。」ことです。
頭で考える事と実際に声を出して表現することは全く違います。脳の使用領域も違います。
夜寝る前にイメージトレーニングしたり原稿や資料を何度も読んだけど、本番で思うように話しが出来なかった経験は誰にでもあります。
しかし、本番で力を発揮する人は、事前にこれでもかというくらいリハーサルをするのです。
リハーサルの仕方は
鏡に向かってプレゼンする。
ビデオに録画して確認しながら練習する。
身近な人に聞いてもらう。
など、人それぞれですが大事な事は実際の本番の疑似体験を反復して体験することです。
そうすることで、脳で経験値として処理され、経験したことが時間を経て整理される為、本番でイメージするようなプレゼンができるようになるのです。
本番でイメージどおりの100%の力を発揮する為には+20%くらいの努力で備えた方がよいと言われるゆえんです。
では、100%の備えだとしたら? 80%くらいの力しか出せないでしょうし
ぶっつけ本番で70%くらいの準備だとしたら、50%以下の力しか出せないでしょう。
そうなってしまっては、本末転倒ですよね。
あなた自身のビジネスとしても結果がでる可能性が減少してしまいます。
ましてや、先方の貴重な時間を頂戴しているのですから失礼になります。
お互いのビジネスが円滑に効率よく進むためにも「段取力」は大事ですね。