なるべくなら失敗したくない!新規事業立ち上げ支援 Part1
2015年02月27日 マーケティング
こんにちは! 新規事業立ち上げ支援、事業戦略、マーケティング戦略策定・実行支援をしております、おせっかい軍師 曽我宏紀です。
今回は3回に分けて 〈新規事業の立ち上げ〉 について実話をもとにお話ししたいと思います。
新規事業の立ち上げを今検討している、これから予定している企業の担当者に参考いただければ幸いです。
タイトルが「なるべくなら失敗したくない」と少し弱気な印象をもたれるかもしれません。
しかしながら
「必ず成功する新規事業8つの知恵」
のように書店で並んでいる本にありそうなタイトルにする勇気が私にはありません。
どれだけ綿密に計画を立てて頭から血がでる程戦略を考えても100%成功することはないからです。
ですので、謙虚に言ったのではありません。
新規事業立ち上げの重さと深さ
新規事業の立ち上げは、企画、マーケティング、事業戦略、事業計画、ファイナンス、チャネル、アライアンス、プロモーションなど、書き出しただけで新規事業の「入口」から「出口」まで全方位のスキルを要するプロジェクトです。
新規事業の立ち上げとは、私は戦だと考えております。
戦場に飛び込んで行く気持ちで挑んでおります。
戦争は人を殺し殺されますが、事業では実際に殺しあうわけではありません。
しかし、負けたら会社は維持、存続できなくなり従業員は路頭に迷うことになります。
「戦をするからには勝たなければならない。負ける戦はしてはいけません。
戦う前から勝てるイメージができない戦はするべきではないのです。」
と2,500年も前に書かれた兵法書にも書かれております。
私は新規事業の立ち上げについて重く深く考えておりますが
皆さんはいかがでしょうか?
さて、新規事業と言っても何をやればいか。どんな事業をしたらよいか。
企画の段階でつまずく事も少なくありません。
また外部から入ってきた、もしくは仕入れた事業のネタを他で収益を上げているのならと大した調査もせずに着手してしまう企業も少なくありません。
事業の立ち上げを自身で経験した事がない方が新規事業の立ち上げの任命を受けたとしても
「なにからやっていいのかわからない。」「何をやればよいのかわからない。」と、ランナーがスタート前の手首足首の準備体操中に手首や足首をひねってしまうようにいきなり挫折してしまいます。
私にご相談いただいた企業担当者は、ご相談いただく前はネットで調べたり、書店で本を読み漁ったりされた方がたくさんいます。
ですが、結局、「自社でやるとした場合の」具体的な新規事業についてわかる情報がない。
そりゃそうです。御社を隅々まで理解した上で御社でなら、このような事業をしたらよいですよ。
という本があったら、私が買います。
今回は3回に分けて、どのように新規事業を考えていけばよいのか?という具体的なお話しを致します。
コンサルタントの中には、これをコンサルしている方もたくさんいます。
これを読めば、基本的な事は自社でできることになりますのでコンサルタントへのコンサル費用を予算に考えていましたらもっと違う投資すべきことに投資を検討されればよいです。
もしくはもっとコアな専門的な部分をコンサルに相談されたらよいです。
では次回から具体的に解説していきます。